アメリカの虫歯の治療費が笑えない。見積もりが３０万だった話。

こんにちはこんばんは、Amy(amy1991aka) です。
これはわたしがアメリカで３ヶ月間虫歯と格闘した奮闘記です。
※ わたしはアメリカで歯の保険に加入していません。

以前、歯科学生に虫歯を安く治療してもらえるという記事を書きました。

その記事はこちら。
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去年の11月に小さな虫歯があることは自分でも気づいていて、安く治してもらおうと、歯科学生のいるデンタルスクールに1月半ばまで通っていたんですね。

だが、そこには思わぬ落とし穴が…

11月から3ヶ月間も通い続けたのに、結局

「その虫歯は大きいので（治療の進みが遅くて治療の途中で大きくなってしまった）ので、歯科学生では治せません」

と先週断られてしまったのです（笑）

結局、近所の歯医者さんに先週駆け込み、虫歯を治療してもらいました。

支払った金額はExam（検査）を含め＄３７７です。X-ray（レントゲン）は歯科学生に＄５で撮ってもらい、そのまま歯医者さんにデータを渡したので、全体的には費用を安く抑えられました。

クラウンではなくただのFillingだったので、そこも値段が上がらなかった理由だと思います。

でも最初に見積もりで提示された金額は

他の歯の治療もあれこれ追加されて
$2657 (約30万)　だったんですけどね。

これがアメリカの歯科医療の金額か…。

歯科学生に安価で治療してもらえるのはとてもありがたいことなんですが、いくつか注意点があるので今回紹介します。

なぜわたしの虫歯が治せなくなってしまったのか。

注意その１　歯科学生は治療の進行が遅い

まだ医者の卵の学生さんなので、しょうがないんですけどね。でもその予想を遥かに上回るぐらい治療が遅かったです（笑）

３ヶ月間の間に３回通ったのですが、

• １回目　Exam（歯の検査）に１時間
• ２回目　レントゲンに１時間半
• ３回目　歯茎の検査に１時間

普通の歯医者さんだったら、この内容１回で終わりますよね。笑

１回目のExamではまだ虫歯が小さかったので、治せますとハッキリ言われていたのですが、治療にいくまでに時間がかかり過ぎた結果、虫歯が大きくなってしまい、歯科学生では治せなくなってしまったというわけ。

注意その２　いつでも予約できるわけではない

また、学生さんなので冬休みや春休み、学校がない期間は治療してくれないんですよね。

わたしの場合は年末を挟んでしまったので３週間ぐらい予約ができなくて、その間に虫歯が進行してしまったと言うのも１つの原因です。

週末も歯科学生は学校がないので、予約できません。安く治療はしてくれますが、予約が取りづらい、治療が遅いと言うデメリットがあります。

見積もり３０万の内容は…

ちなみに、歯医者さんから貰った３０万の見積もりの内容、気になりますよね…

細かく見ていきたいと思います。

虫歯６本

虫歯が１本だけかと思いきや、何と６本もありました…。

でもあとの５本は初期の虫歯で、鏡でチェックしたらうっすら黒くなっているだけで、穴もまだ空いていない状態でした。それに＄２５２請求するあたりが、さすがアメリカですね。

わたしは３ヶ月後日本に帰国するので、今回は治療しませんでした。

Resinと言うのは、アメリカで一般的なプラスチックの白い詰め物。
歯の番号も記載されていて、どこの歯が虫歯なのかわかるようになっています。

もともとわたしが治したかった虫歯（４番の歯）は進行しているので１本あたり＄307、他の小さい虫歯は＄252と記載されています。

とりあえず＄３０７を払って大きい虫歯だけ直すことに。

歯周病…？

PERIOって何のことかと思ったら、どうやら歯周病らしいです(；´Д`）
人生で初めて歯周病と言われました…。

アメリカに来てから一回もクリーニングしていなかったのが原因です。歯科助手のレディーに怒られました。

それにしても、１本＄２９３って…！

まとめ。虫歯の治療は保険なしだと最低＄３００〜

アメリカの歯の治療費の高さを思い知りました。

半年に１回は高くてもクリーニングを行い、毎日フロスを使って歯間を綺麗に保つべきだったな〜と反省いたしました。

あとアメリカ人は銀歯をものすごく嫌がるので、詰め物は基本的にレジンという白いプラスチックを使います。もしくは高いセラミックしか扱っていない歯医者もあります。

それもあって、どうしても歯の治療費が高くなります。

でもアメリカに住んでいると、日本の医療制度は素晴らしいんだなと改めて実感します。

アメリカの高額医療、本当に悩ましいです…。

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Amy

横浜育ちの32歳

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スイス🇨🇭ドイツ語圏に21年から住んでいます。Amyです。

ドイツ語さっぱりの日本人が結婚を機にスイスに移住。
カルチャーショックを受けながらも田舎町で生存中。
スイス・ヨーロッパ生活の暮らしの情報を発信しています。

20代の時は恐ろしいフットワークの軽さでフィリピン留学、AUSワーホリ、アメリカオペアを経験。

一番好きな国は、実はフランス。