ネイティブでも文法間違ってる!アメリカで気づいたこと

ーPicture by Pixabayー
これはわたしのホストキッズ(9♂、7♀歳)の話。
1年前わたしがまだアメリカに来たばかりの時、
子供たちの言っていることが6~7割ぐらいしかわからず
子ども達がわたしにどうしてほしいのか、
何を求めてるのかが汲み取れないことが多々ありました。
なかなか理解してもらえない子供たちは終始わたしにイライラ。
最初は完全にわたしの英語力不足のせいだ
と思っていたのですが、
最近気づいたのは
子ども達も英語の文法間違ってるじゃん。ってこと(笑)
不規則動詞の間違い
子ども達の英語をよく聞いていると、不規則動詞を間違って言ってることが結構あります。
これはうちのホストキッズに限らず、他のネイティブの子供たちもそう。
例えば、
[box class=”blue_box” title=””]I Catched a lot of fish.(caught)
I Singed anime songs.(sang)[/box]
ネイティブも子供の時は不規則動詞を徐々に覚えながら成長していくんですね。
子供だから、まだ質問の仕方・言葉の表現が下手。笑
これは文法の問題ではなく、子供だからという理由なんですが、アメリカ人の子供の質問は汲み取りにいことがよーくあります。
わたしがホストキッズをピアノレッスンに連れて行こうとしていた時のこと。
私「Put clothe on! We gotta go to Piano lessons!!」
kid「When is the Piano lessons?」
私「I just told you. Today!」
kid「NO!! When!!」
私「Today! at 10:30!」
kid「You’re not answering my question! stupid lady!!」
私「(はぁ?怒怒)」
というやり取りがありました。
子どもが何を聞きたかったのか。あとでよくよく考えてみたのですが、どうやら子ども達は毎週何曜日にピアノレッスンがあるのかを知りたかったみたいです。
だったら ”When” じゃなくて
What days do we have piano lessons? と聞くべき。
なんでわたしがバカ女って言われなきゃいけないのよ(-_-メ)(笑) こういうわかりにくーい質問をうちのホストキッズはよくしてきます。
きっとホストペアレンツなら、「あ、こういうことが言いたいんだろうな」ってすぐに気付けると思うのですが、オペアである私は気付くまでに時間がかかってしまうことも…。
子供たちもまだ言葉の表現力がないので、大人側が子供たちの要望を汲み取ってあげないといけないですね。
“It”と”That”の乱用(笑)
私のホストキッズは何でもかんでも主語にItとThatを使います。もちろん話の流れがあれば、ItとThatが何なのかはわかりますよね。
しかし、私のホストキッズは急に脈絡もないままItとThatと使ってくるんです(笑)自分の思ってることが誰にでも伝わるだろうと思っているみたいで、主語をきちんと言わないんですよね。
”あのラップトップ、カバン、鉛筆” …とかね。
キッズが急に部屋に入ってきて
「Do you think that it will go over 2 hours late tomorrow?」と聞いてきました。
…何の話?と最初は思いましたが、この質問
「学校は明日も雪で2時間遅く始まると思う?」っていう意味なんです(笑)
What is IT or THAT?!🤣
しかも、Go overは(学校の)終わる時間が遅れるというニュアンスになってしまいます。今回は学校が遅くスタートするだけなのでGo overの使い方も間違っています(笑)
思わず私も「Are you talking about school?」と聞き返してしまいました。
いつもこんな調子なので、キッズ達には
「I can’t read their minds..and don’t know what you’re talking about unless you explain it first.」
と伝えています。
ホストキッズと1年一緒にいて気付いたこと
ネイティブだからといって、子供たちは英語を完璧に話せているわけじゃない。
たまに言ってることの意味がわからないのは、英語力の問題ではなく本当に意味わからないことを言ってるから。笑
もちろんわたしの英語力はまだまだで、ネイティブのグループの中に入ったら全く敵わないのですが
ネイティブの文法の間違いに気づいて、ホストキッズにも英語で言い返せるようになったので
この1年は無駄じゃなかったはず(笑)