アルル

【南フランス アルル】世界遺産の街を観光パスで巡ろう。(観光情報)

Amy

こんにちはこんばんは、Amy(akane0109) です。

前回は無料で観光することができる、ゴッホゆかりの地(in アルル)を紹介させて頂きました。

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アルルには世界遺産に登録されているローマの遺跡群が市内に点在しており、こちらも非常に見どころがあります。私はアルルの観光パスを利用し効率よく市内観光ができたので、今回は観光パスを使ったアルルの世界遺産巡りをご紹介します。

アルルの観光パスとは

アルルの観光パスは主に3種類あり、指定の世界遺産の建造物・遺跡や美術館に割引価格で入場することが可能なチケットです。

せっかくアルルに来たなら、効率よくできるだけ沢山の場所に行きたいですよね。単発で正規金額の入場料を払うよりかは、こちらのパスを買って多くの観光地を周った方がお得になります。

チケット名完全網羅したい方は
ADVANTAGE PASS
程よく回りたい方は
LIBERTY PASS
2ヶ所だけちょこっと
COMBINED TICKET
内容6つの全ての建造物

レアチュー美術館

考古学博物館

カマルグ博物館
4つの建造物
(6つの中から4つ選択)

レアチュー美術館

考古学博物館
or
カマルグ博物館
円形闘技場(Amphi theatre)

古代劇場(Roman Theatre)

or

アリスカン(Alyscamps)

サン・トロフィーム教会
有効期限6ヶ月間(入場は1回)1ヶ月間(入場は1回)2日間(入場は1回)
料金13€(3€お得)10 €(2€お得)7 €(2€お得)
3種類のチケット比較表

また上記のパスで周ることができる世界遺産の建造物は下記の6つです。LIBERTY PASSは建造物が4つしか周れないため、下記から4つ選ぶ形になります。

  • 1. The Amphitheater arena (アルルの円形闘技場)
  • 2. The Roman Theater(古代劇場)
  • 3. The bath of Constantine(コンスタンティヌスの公衆浴場)
  • 4. The Cryptoportico (古代フォーロム地下回廊)
  • 5. The Alyscamps(アリスカン)
  • 6. Saint Trophime’s cloister(サン・トロフィーム教会回廊)

私は最初ADVANTAGE PASSは周る場所が多すぎて周りきれない!と思い、真ん中のLIBERTY PASSを購入したのですが、結果やはりADVANTAGE PASSを買えばよかったと後悔しました。笑

アルルの街はコンパクトで全ての観光地が市内に集中しているので、アルルに1泊、2泊されるのであれば、おすすめは断然ADVANTAGE PASS(6つのモニュメント+美術館3つ)です。確かに周る場所は多いですが、美術館以外は殆ど近くに集中しているので周れると思います。ADVANTAGE PASSLIBERTY PASSは3€しか違いがないため、迷った場合はADVANTAGE PASSでいいのではないかなと思います。💡

それでは下記では、パスに含まれているスポットを全て紹介したいと思います。

  • 1から6までは遺跡・建造物
  • 7番以降は美術館

となっています。

1. The Amphitheater arena (アルルの円形闘技場)

アルルの街のシンボルでありメインの観光スポットでもある、巨大な円形闘技場です。約 2,000 年に建てられたこの闘技場は、長さ 136 メートルの長軸と短軸 107 メートルで、楕円形の形をしています。約2万人が収容可能なこの場所では、今でも闘牛やイベント事が開催されています。

中から見上げても、圧巻の建物です。

フランス語名:L ‘Amphitheatre(Les arenes)

:1 Rdpt des Arènes, 13200 Arles, フランス

https://www.arenes-arles.com/

¥1,430 (2023/01/23 16:19時点 | Amazon調べ)
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2. The Roman Theater(古代劇場)

私は個人的には1番のAmphitheaterの方が好きなのですが、こちらも3種類の観光パス全てに含まれている、観光マストのスポットです。

こちらも約2000年前に建てられた、ローマ時代の劇場です。円形闘技場に比べるとこじんまりとしていますが、今もまだ残されていることが凄いですよね。

フランス語名:Théâtre Antique d’Arles

:1 Rue du Cloître, 13200 Arles, フランス

https://www.arenes-arles.com/

3. The bath of Constantine(コンスタンティヌスの公衆浴場)

リアルテルマエロマエ!こちらのローマ時代の浴場跡は、たまたま私が滞在していたAirbnbの真横にありました。アパートの横に遺跡があるって面白いですよね。笑

現在残っているのは、ぬるま湯風呂、熱湯風呂、サウナ風呂、プールの遺構だけのようですが、元々は宮殿や体操場もあったそうです。

綺麗な形で残っているので、ここに人が座って浸かっていたのだな〜なんて想像ができて、アルルの遺跡の中でも興味深かったです。

フランス語名:Les Thermes de Constantin

:Rue du Grand Prieuré, 13200 Arles, フランス

https://www.arlestourisme.com/fr/monument-detail.html&code=_x0031_3T2000297

4. The Cryptoportico (古代フォーロム地下回廊)

観光案内所のすぐ近くにあるレピュブリック広場にあります。地上は現在アルルの市庁舎になっていて、その地下にこの回廊があります。

市庁舎から入り、地下回廊に降りたところ

当時は保存庫として、暑い日の散歩道として、さまざまな用途として使用されていたようです。私が観光した際は、8月で日中は40度前後でかなり辛かったのですが、この地下回廊はとてもひんやりしていて30分ぐらいここで涼ませてもらいました。笑

Amy
Amy

南仏の真夏は本当に灼熱地獄です…。

フランス語名:Les Cryptoportiques

:4 Plan de la Cour, 13200 Arles, フランス (アルル市庁舎の下)

https://www.arlestourisme.com/fr/monument-detail.html&code=_x0031_3T2000134

5. The Alyscamps(アリスカン)

私が購入したLIBERTY PASSは4つのモニュメントまでしか入館できなかったため、今回はアリスカンには行きませんでしたが、こちらも非常に興味深い遺跡です。

引用:https://www.arlestourisme.com/en/details.html?=The+Alyscamps&dt=0&ident=5537860

アリスカンは当時墓地でした。この場所の周りには多くの教会が建てられ、多くの殉教者がここに眠りたいと望んだそうです。当時のアリスカンは、プロヴァンスの人々にとっては、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の起点となっていて、地元の人にとってとても重要な場所であったことがわかります。

フランス語名:Les Alycamps

:Av. des Alyscamps, 13200 Arles, フランス

https://www.arlestourisme.com/en/details.html?=The+Alyscamps&dt=0&ident=5537860

6. サン・トロフィーム教会回廊(Saint Trophime’s cloister )

教会前入り口。目の前にはアルル市庁舎があります。

こちらはアルル市庁舎のすぐ向かいにあるサン・トロフィーム教会の回廊です。ロマネスク様式で、入り口はとても細かくて繊細な彫刻が施されています。

LIBERTY PASSを買っていて既に4ヶ所周っていた私は、中に入れず…。やっぱりADVANTAGE PASSを買えばよかったななんて後悔しました。次に行った時にリベンジします。

教会のステンドグラスと回廊がとっても神秘的のようなので、是非足を運んでみてください。

フランス語名:Le Cloitre Saint-Trophime

:20 Rue du Cloître, 13200 Arles, フランス

https://www.arlestourisme.com/en/details.html?=Primatiale+Saint+Trophime&dt=0&ident=5539499

7. レアチュー美術館

コンスタンティヌ浴場跡のすぐ近くにある、ローヌ川沿いの可愛らしい美術館です。外が暑かったのでこちらで休憩させて頂きました。笑

市内にあり観覧時間もそこまでかからないので、サクッと観覧できます。入館料はADVANTAGE PASSLIBERTY PASSどちらにも含まれている美術館です。

フランス語名:Musée Réattu

:10 Rue du Grand Prieuré, 13200 Arles, フランス

http://www.museereattu.arles.fr/

8. 考古学博物館(the Archeological Museum)

こちらもADVANTAGE PASSLIBERTY PASSのどちらにも含まれている美術館ですが、アルル市内から2kmほど離れていて、猛暑でクタクタだったため行くのは断念。笑

考古学に興味のある方はぜひ。

フランス語名:Musée départemental Arles Antique

:Presqu’île du Cirque Romain, 13200 Arles, フランス

http://www.arles-antique.departement13.fr/

9. カマルグ博物館

この美術館も観光パスの中に含まれていますが、アルル近郊のカマルグ自然公園の中にあり、アルル市内から10km離れているので車がない人はなかなか行くのが難しいのではないかと思います。

バスが一部出ているようですので、詳細は下記の博物館HPをご覧ください。

フランス語名:Musée de la Camargue

:Pont de Rousty, 13200 Arles, フランス

http://www.museedelacamargue.com/

10. ゴッホ財団美術館 (Fondation Vincent van Gogh Arles)

こちらの美術館だけはパスに含まれておらず、別途チケットを購入しなければ行けませんが、ゴッホファンには外せない場所だと思うので、おまけで載せています。

ゴッホ財団美術館(the Fondation Vincent van Gogh Arles)は観光パスには含まれていないので、別途チケットを購入する必要があります。

実は肝心なゴッホの作品は2作しか展示されておらず、拍子抜けしてしまいました。笑

入館料は10€と少し高い気もしますが、1回行ってみる価値はあると思います。

フランス語名:Fondation Vincent van Gogh Arles

:35 Rue du Dr Fanton, 13200 Arles, フランス

http://www.fondation-vincentvangogh-arles.org/

アルル観光:まとめ

アルルは殆ど徒歩で観光ができる非常にコンパクトな街ですが、見どころが沢山あることが伝われば嬉しいです。夏に行かれる際は40度近い日もあるので、紫外線対策をしっかりされてくださいね。

またアルルに行かれたら、近郊のアヴィニョンに行かれることもお勧めします。また機会があればアヴィニョンの記事も記載します。

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Amy
横浜育ちの32歳
スイス🇨🇭ドイツ語圏に21年から住んでいます。Amyです。

ドイツ語さっぱりの日本人が結婚を機にスイスに移住。
カルチャーショックを受けながらも田舎町で生存中。
スイス・ヨーロッパ生活の暮らしの情報を発信しています。

20代の時は恐ろしいフットワークの軽さでフィリピン留学、AUSワーホリ、アメリカオペアを経験。

一番好きな国は、実はフランス。

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