オペアのエージェンシーは、どの会社がおすすめですか?
という質問をよく頂くので、わたしなりに意見をまとめてみました。
わたしが当時(2019年)利用したエージェンシーはAIJさん(Aupair international)です。
今回登場するのは、こちらの5つのエージェンシー。ほとんどの日本人オペアが下記のエージェンシーを選択されていると思います。
エージェンシー名 | アメリカのエージェンシー | ニューヨーク事前研修 |
World Aupair in Japan 日本オーペア情報センター |
Aupair international | なし (渡米前にオンライン研修) |
イントラックス | Aupair care | あり |
AIJ | Aupair international | なし (渡米前にオンライン研修) |
オペアジャパニーズコネクション | Inter exchange | あり |
NEW World Unite! | AuPair in AMERICA | なし (渡米前にオンライン研修) |
またWorld Unite!さんは、2019年からオペア留学プログラムの斡旋を開始された、比較的フレッシュなエージェンシーになります。
ワーキングホリデー、インターンシップ、ボランティアなど国際的なプログラムに非常に強く、またスタッフの方が他国籍のため、「自分の英語力を存分に発揮したい、インターナショナルなエージェンシーに登録したい」という方におすすめです。(もちろん渡米準備に関しては、日本人のスタッフの方もサポートしてくださいます)
目次
ズバリ、日本のエージェンシーはどの会社でも正解です。
相談しやすい相性のいい担当者さんに巡り会えたら、それで正解だと思います。笑
相手も人なので相性もあると思います。是非色んなエージェンシーさんと面談をしてみて、自分にしっくりくる企業さんを選ばれることをおすすめします。
日本のオペアエージェンシーさんは、サポート金額がそれぞれ違うものの、基本的にサポートの内容もさほど大きく変わらないです。
しかし、意外と重要なのはアメリカのエージェンシー
また日本のエージェンシーさんとやり取りするのは、基本的に渡米するまでの段階なので、渡米した後はアメリカのエージェンシー(特にArea Director)と主にやり取りすることになります。なので意外と重要なのは日本のエージェンシーよりアメリカのエージェンシーの対応だったりします。
なぜなら大体トラブルが起きるのは、アメリカに渡米してからだからです。笑
日本での準備期間では基本的に問題は起こらないはずなのと、渡米してからはアメリカに最長2年滞在することができるので、アメリカのエージェンシーにお世話になる期間の方がずっと長いのです。
もちろん困った時は日本のエージェンシーに相談もできるのですが、結局は自分の力で現地のエージェンシーに説明して解決していく必要があります。
アメリカのオペアエージェンシーを比較
また、これはアメリカに来てからわかったことなのですが、インタビューやリマッチのルール、オペアの特典がアメリカのエージェンシーによって微妙に違うのです。
これって、渡米する前のエージェンシー選びでもかなり重要になるのではないかなと思います。
アメリカのエージェンシーの特徴をそれぞれ説明したいと思います。
1. Aupair international (AIJとWorld Aupair in Japan)
リマッチにも比較的柔軟に対応してくれて、寛容
リマッチ期間は2週間と決められていますが、正当なリマッチ理由(ファミリー都合など…)があればAupair international(以下API)は1ヶ月ぐらい待ってくれます。
オペアの契約期間を満了せず、緊急帰国になった日本人の子がいたのですが、その子にちゃんと帰国便のフライトチケットを手配してあげていたり、他のエージェントよりも寛容な印象を受けました。
2年目はオペアの給料が上がる
2年目も同じファミリーで延長をすると、2年目のお給料が$195.75から$205に上がります。どのエージェンシーもそうかと思っていたのですが、どうやら大手のオペアケアは2年目もお給料が変わらないようです。
インタビューをする時の、数制限がない
これはかなり大きいと思います。APIはインタビューをする時、ファミリーからインタビューリクエストが来ればいくつでも同時にインタビューできるのですが、他のエージェンシーは制限があって、2件ずつ、または1件ずつしかインタビューできません。
リマッチした時に、もし1件ずつしかインタビューできなかったら…ファミリーを選んでいる余裕なんてないですよね。
API主催のアメリカ国内ツアーが楽しい
AIJのオペアは初回のツアーが無料になるという太っ腹な特典があります。(World Aupair in Japanの場合はその特典はありません)その無料ツアーでグランドキャニオンとセドナに行ってきました♪
2. Aupair care(イントラックス)
アメリカでも一番大きなオペアエージェンシー
オペアとホストファミリーの数が他のエージェンシーに比べて圧倒的に多いです。ファミリーが多い分マッチングしやすいと思います。わたしが住んでいるポートランドにAPIのオペアは6人だけなのに対して、Aupair careのオペアの人数はなんと、50人います(笑)
Aupair careのオペアだけでもかなりの人数がいますので、オペア同士で友達は作りやすいと思います。
オペアが多すぎて、AD不足?
これはポートランドの場合なので、全てエリアがこの状況というわけではないですが、オペア50人に対してADは1人しかおらず、オペアミーティングの時はADに質問をしようと長蛇の列ができるそうです。ADが大変そうですね…。
オペアが10人前後でADが1人ついてくれたらベストですね。
インタビューは同時に2件ずつしかできない
インタビュー自体はいくつでもできますが、同時にインタビューできる数は2件まで。
リマッチ期間はいかなる場合も2週間
特例は認められないようです。オペアの数が多い分、いちいち1人1人の要望を聞いていられないんだと思います。
3. Inter exchange(オペアジャパニーズコネクション)
申し込み費用が一番安い
アメリカ渡米までにかかる費用はわずか12万円ほど。この安さで選ぶ人も多いですね。
インタビューは1件ずつしかできない
マッチングまでにどうしても時間がかかってしまうのと、リマッチした時は2週間しか猶予がないので、その間にいいファミリーを探すのはかなりの強運が必要だと思います。
4. AuPair in AMERICA(World Unite!)
日本人ファミリーが比較的少ない
他のエージェンシーに比べて日本人ファミリーが少ないようです。もしアメリカ人のファミリーとマッチングしたい方にはおすすめです。
Best Au Pair Agencyで、Best overallに選ばれたエージェント
下記はアメリカの英語サイトになりますが、アメリカのオペアエージェントの中でAuPair in AMERICAは総合順位でNo.1になっています。
日本語での記事が無いため、日本語では中々見つける事ができない情報です。
引用サイト: https://www.verywellfamily.com/best-au-pair-agencies-4844643

インタビューをする時の、数制限がない
Aupair internationalと同じく、インタビューの数制限がありません。 インタビューをする時、ファミリーからインタビューリクエストが来ればいくつでも同時にインタビューをすることが可能です。これによってマッチングの進み具合がだいぶ変わります。
リマッチの場合の柔軟性
J1ビザの関係上原則は2週間ですが、ホストファミリーが合意したり、理由に応じて2週間以上伸ばしてくれるケースもあります。ケースバイケースと言えるでしょう。
World Unite!に応募時の柔軟性の高さ
原則リファレンスは、家族以外の2箇所が必要なのですが、理由に応じて家族を含めたり、オンラインの経験を加算したりと柔軟に対応しているそうです。(理由がmake senseであったり、交渉の余地がある場合) 詳細は是非World Unite!さんにお問合せください。
まとめ
日本もアメリカも、エージェンシーが非常に沢山あるので悩んでしまいますよね。 下記は英語の記事になりますが、アメリカのオペアエージェンシーの比較をしている記事になりますので、こちらも非常に参考になるかと思います。
Best Au Pair Agency Find the top aupair for your littele ones https://www.verywellfamily.com/best-au-pair-agencies-4844643
私はAIJを選択しましたが、オペアの初回ツアーが無料、インタビューは数の制限がなく何件も同時にできることを考えると、非常にいい選択をしたなと思っています。
どのエージェンシーがベストなのかは人によって感じ方が違うので、まずは無料説明会に足を運んでみるのをおすすめします。
あとは何を重要視したいか(NY研修の有無、エージェンシーの規模、料金など)を順位づけしていけば、自ずとどのエージェンシーがいいか決まってくると思います。
おまけ。ニューヨークの事前研修は必要?
正直なところ、わざわざニューヨークに行かなくても、オンラインで事前研修を受ければ十分かなと思います。PCさえあれば自分のペースでいつでも研修を進められるので。
長期フライトで時差ボケのまま英語で研修を受けても、頭に入らないんじゃないかなと思ったのが私の個人的な感想です。笑
今はコロナの影響で、ニューヨーク研修自体がオンラインになっているエージェンシーも多いようですね。 ただ研修中に同期のオペア友達が沢山できるので、その点はきっと楽しいと思います。
ニューヨークは、オペア生活の間に訪れるチャンスはいくらでもあるので、焦る必要はありません。 少しでも参考になれば嬉しいです!
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