オペア生活 in アメリカ

発達障害の子に宿題をやってもらう工夫 (わたし流)

Amy

日本でも最近やっと発達障害が認知され、テレビで特集されるようになってきて、病院で診断を受ける人も増えていますよね。

わたしがオペアの仕事の中で一番苦労していること。
それは発達障害の長男キッズ(3年生)に宿題をやらせること!

✴︎ 以下長男と呼ばせていただきます。

長男 9歳で小学3年生

愛するものはポケモンとゲーム。妹思いの優しい子です。

ADD(注意欠陥障害)がありますが、ホストペアレンツは認めたくないのか特に病院に連れて行ったり、薬の服用はしていません…。観察していると、人とのコミュニケーションが苦手で、スイッチのオンオフの切り替えが難しく、何かを始めるのにいつも時間がかかります。提出物をよく無くしたり、忘れ物もかなり多いです。

厳密に言うと、長男はまだ病院で正式にADDと診断されていません。それなのになぜわたしがADDと断言できるのかと言うと、わたしの叔父はADD、わたしの弟はアスペルガー、わたしの彼はADD持ちで発達障害の人を沢山見てきているのと、オペアであるわたしの直感です(笑)

オペアが1年以上子供たちを見ていれば、さすがにわかりますよね 😛

発達障害をもつ子の傾向

発達障害と言っても様々な種類がありますが、どの発達障害にも共通して言えるのは集中力の持続が難しいことだと思います。

長男も集中力が全くなく、1つのことをやり遂げるのに凄い時間がかかります。むしろ途中で放棄してしまうことの方が多いので、こまめに声かけをして、終わらせてあげられるようにしています。

特に毎日宿題をやらせるのは、わたしがオペアの中で一番嫌いな仕事です。長男も一番嫌いだと思います。笑

わたしが色々試して、一番効果のあった宿題の手伝い方を紹介します!

宿題をやらせる前は、心の準備をさせる

長男に宿題を1〜2ページやらせるのに、普通に2〜3時間かかったりします。スイッチの切り替えが難しいみたいで、まず宿題に取り掛かろうとするのに時間がかかります。

また発達障害の子には、抽象的なことを言っても伝わりません。具体的な数字や時計を見せて、次の行動に移れるようにいつも声がけしています。

リマインダーになってあげる

わたしは20分前Noticeというのをやっていて、

「20分後に〇〇しようね」、「あと10分後にやるよ」、「あと5分後にやるよ、もうすぐ始まるから準備しようね」

と声がけをこまめにします。これをやることによって次の行動に入りやすくなります。もちろんこれをやっても上手くいかない時も沢山ありますが。笑

手作りの宿題を作ってあげる

なんでもデジタルになってしまっている今は、手書きだとやっぱり心に響くらしい(笑)学校の宿題がないけど、何か日本語の勉強をやらせたい時はできる限り手作り宿題を作るようにしています。

ただプリントアウトした物を渡すより、手作りの方がやってくれる確率が高いです!お試しあれ。

最近ホストペアレンツも真似してくれて、手作り宿題を作ってくれます。笑

あと発達障害の子には、口で説明するより紙に書きながら説明してあげると理解しやすいみたいです。学校の宿題を手伝う時は紙に書きながら教えています。

宿題をするときは集中できる場所に移動する

目に入ったものが気になってしまいすぐ気が散ってしまうので、長男はいつもわたしの部屋で宿題をしています。おもちゃもテレビもわたしの部屋にないからです。

あと長男はやたら耳が良い。音がしない静かな環境だとよりいいと思います。

つきっきりで手伝わない

隣にいてマンツーマンで手伝うと、本人は緊張するみたいです。あと宿題とは全然関係ない話をし始めて、結局宿題が全然進まないんですよね。

同じ部屋にはいるけど、普段わたしは別のことをしていて(本を読んだりとか)、質問があれば側に行って説明してあげるようにしています。ついているのではなく、側にいることがポイントです。

まとめ

本人のペースと、どのくらい宿題ができそうか限度を見極めて宿題をやらせてあげるのがベストかなと思います。今日は難しそうだなと思ったら無理にやらせる必要はないと思いますし、その時はホストペアレンツに報告してペアレンツに投げています。

発達障害の子は、常に自分と戦っていて学校の授業についていくだけでも精一杯だと思います。わたしは長男のペースを尊重して、さりげなく助けてあげるようにしています。

Happy Turkey Day!! 🙂

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ABOUT ME
Amy
Amy
横浜育ちの32歳
スイス🇨🇭ドイツ語圏に21年から住んでいます。Amyです。

ドイツ語さっぱりの日本人が結婚を機にスイスに移住。
カルチャーショックを受けながらも田舎町で生存中。
スイス・ヨーロッパ生活の暮らしの情報を発信しています。

20代の時は恐ろしいフットワークの軽さでフィリピン留学、AUSワーホリ、アメリカオペアを経験。

一番好きな国は、実はフランス。

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